フィレンツェ旅行記②田舎のおじいちゃん職人が文句を言いながら作った靴を買う

ヨーロッパ



さて、オーダーメイドの靴の注文が無事に完了したので、工房から店舗に移動してお支払いです。

いやー。

店舗には店舗で、キラキラ輝く靴たちがいっぱい!!

職人さんのこだわりのある話を聞いたばかりなので、私のテンションはマックス!!

どうしよう。

なんか欲しい(笑)

とりあえずレディースものを試し履き。

しかし私のふくらはぎが太くて入らない(笑)

むむむむむっ!!!(笑)

ヨーロッパ人めっ!!!(笑)

この一番左の赤い靴ステキー(ㅅ´³`)

欲しいなー

欲しいなー

試し履きしましたが、メンズのためサイズが大きすぎて断念。

でも!なんか欲しいのです!!!!(笑)

で、社長が推めてくれたのがこのブーツ。

というか、サイズが合うのがこれしかなかった(笑)

オーダーメイド品はここの職人さんが作ってくれますが、既製品は郊外に住んでいる引退済みのおじいちゃんたちがつくっているんだそう。

生まれたときから靴を作り続けてきたような方々だとか。

もうおじいちゃんなので、いっぱい仕事を頼むと疲れちゃって文句を言うらしく(笑)

サイズが少ない理由がこれでした(笑)

かなり好みのブーツだったんですが、常夏のブラジルで履くのか?という問題が。

でもなんだか楽しすぎて、もうそんなことはどうでもいい!

おじいちゃんたちが作った靴、買いましょう!!(笑)

かなり長時間、あーでもない、こーでもないと店舗でやりあっていたので、すっかり社長と仲良くなってコーヒーくれました。

社長さんはかなり愉快で、なぜか私達のお腹をくすぐってくる(笑)

他のお客さんの対応中でも、すれ違いざまにサッ!とスキを見てはくすぐられる(笑)

言葉は通じないけれど、心は通じあった気がする(笑)

社長とのツーショット(笑)

彼は嬉しそうにその写真をインスタにあげていました。

が!がっちり首締められてるので、従業員の方が「大丈夫ですか?!」と、慌ててとんできた!

彼のフレンドリーな接客が、時にシャレにならないんだそう(笑)

彼の心は15歳で止まっているらしく、それなのに仕事はピカイチにできるんだとか。

おもしろい!!!

好感度高し!!!ヾ(*´∀`*)ノ

↑↑で、そんな社長に最後、半ば強引に買わされたスウェード靴(笑)

「君にすごく似合ってる!最後の一足だからプレゼント価格だっ!」と。

最終的に半額近くまで下げていただいた。

が!絶対にブラジルじゃ出番がない(笑)

そうわかっていながらも、買ってしまった不思議。

後に、別の人のブログで「社長に注意!ゴリ押ししてくる!」というコメントを見つける。

まんまと買ってしまった。。。

ほんとに仕事のできる社長だ(笑)

でも、おじいちゃんたちがあーだこーだ言いながら作っている靴だと思うと、なんだか愛着がわいてきます(笑)

2足ともまだ一度も履いていないけれど、いい思い出。

買ってよかった!!!(´˘` )

そして、10ヶ月後。

完成した品が届きました!!

うんうん。図案どおり!!ヾ(*´∀`*)ノ

サンパウロに送ってもらうと届かない気がしたので(強盗とかの関係で)、日本に送ってもらって、一時帰国のときにサンパウロに持って帰ってきました。

で、その後すぐにコロナ禍、リモートワーク、革靴履く機会なし(笑)

3足買って、3足ともに履く機会がないとは(笑)

なんのいたずらだろうか(笑)

それでも靴を眺めていると、いろいろと試行錯誤した記憶や、社長との楽しい思い出がよみがえってきて、いい旅行だったなぁと思うのでした。

機会がある方はぜひ、寄ってみてくださいね(´˘` )




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